世界のキャリアに出会う旅|SAMURAI STRANGERS PROJECTを実施する富永 寛之について
新社会人生活スタート
2021年4月、株式会社山善へ入社し新社会人生活をスタートさせました。僕は主にインセールスとして、機械の販売やアフターサービス、機械周辺部材等の調達を行いました。
僕が勤めていた商社という業界は、仕入先様とお客様の間に仲介する業種となります。仕入先様・お客様の双方がWin-Winかつ、自社に利益を出す仕事のやり方は非常に勉強になりました。また、自分の意図することを的確に伝え、ゴールから逆算した会話をするコミュニケーションの取り方を日々考えなければならない場面が多く、コミュニケーションスキルは非常に鍛えられました。
職場の先輩や同期も、とにかく良い人に囲まれ、非常に働きやすい環境でした。会社に対して一切の不満は無いのにも関わらず、自分の中にしこりのような違和感が少しずつ大きくなっていました。
自分に対しての違和感・将来への不安
入社1年目が終わり、2年目になった2022年の4月。前年度の振り返りと新年度の抱負を立てていた時、ふと「総合商社の同期に負けない仕事できてるかな~」という思いが頭をよぎりました。ずっとサッカーをやってきた負けず嫌いの性格から、総合商社に入社した同期と比べて自分は勝っているのか?と比較しました。業種や仕事内容自体が異なるので、比較するのは難しいですが、「自分が、生きる目的や成し遂げたいことに向かって、熱い想いで仕事に取り組めているか?」という尺度で考えた時に自分は、総合商社どころかすべての同期に負けているのではないかという不安が押し寄せました。
確かに仕事は楽しいし、お客様のために商品の安定供給を実現する意義のもと仕事をしていました。しかし、肝心の「自分のやりたいこと・人生で成し遂げたいこと」は持っていませんでした。ましてや、生活インフラとして仕事を作る総合商社や、達成したいことに向かって熱く仕事をしている友達の話を聞くと、自分が勝っているとは思えませんでした。
「このままの自分で、このままの会社でいいのだろうか?」
という不安を抱えながら、自己分析をスタートしました。
未来のための自己分析
僕は決断に悩んだり、人生の節目で自己分析をしてきました。就活時には、かなり詳しく自己分析しましたし、高校の選択や大学選択時にも、大学の時ほどではないにしても自己分析をして進路を決めてきました。自己分析をすると自分の考えや心理状態がクリアになり、進むべき道や決断がしやすくなるので、大きな決断をする際は必ず行ってきました。
社会人というステージで、今後「やりたいこと」「自分の志向性」を再度考え直しました。その際に、下記3冊を主に用いて自己分析しました。もしよければ参考にしてみてください。
・世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 (著)八木仁平
・さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0 (著)トム・ラス
・このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 (著)北野唯我
就活時よりもかなり詳しく、そして時間をかけた自己分析を約3か月間行った2022年8月、自分の人生で成し遂げたいこと。人生のMissionが決まるのでした。
人生のMission策定・世界一周の決断
自己分析をした結果、自分が人生かけて成し遂げたいこと。自分の人生のMissionは、
【意志を持って挑戦する人を増やす】です。
今までの人生で選択を迫られる場面では、自分の想いのもと決断し、挑戦してきました。先が予測できない不確実な世の中において、強い意志を持って挑戦する人を増やすことで、ともに未来を切り開いていきたいという想いがあります。
また、Missionを達成するための過程として、「世界で活躍できるビジネスパーソンになる」があります。日本は少子高齢化で市場が縮小し、経済もゼロ成長を続ける中で外貨を稼ぐ必要があると考えます。また、生産年齢人口の減少が外国人の増加にも繋がると考えます。
明日、自分の上司がインド人になっても困らない日本人になるために。海外の方と協業し、外貨を稼げるグローバル人材になるために。まずは、自分が世界で活躍するビジネスパーソンへの道を模索する手段として、会社の1人ではなく、富永寛之個人として世の中から見られ、発信する経験を手に入れるため、【世界一周】する決断をしました。
”早期退職して世界一周する24歳”ってどんな人?~エピローグ~
計5回に分けて投稿した【世界のキャリアに出会う旅|SAMURAI STRANGERS PROJECT】は、僕の生い立ちから今までの人生となります。今までの人生をかなり濃密に詰め込んだ5章になっております。このエピソードを読んだ上で、私のインタビュー記事や日頃の投稿をご覧いただけたら幸いです。
未来が予測不可能で、変化が速く、不確実な世の中を生き抜くために。
様々な変化に対応するための挑戦をする人を一人でも増やすために。
豊かな日本を維持するために。
意志を持って挑戦し、新たな時代をともに作る若者を増やすために。
Enriching our life and the world!!